浴室リフォームの費用相場は?工期・注意点と、解体して見つかる「6つの傷み」を職人が解説【2026年】

水回りリフォーム

浴室リフォームを検討しているけど「費用がいくらかかるの?」「工事期間はどのくらい?」と不安な方へ。この記事では、浴室リフォームの費用相場と工期、注意点をわかりやすく解説します。

浴室リフォームの費用相場

浴室リフォームの費用は工事内容によって大きく異なります。

・ユニットバス交換(標準):80万円〜120万円
・ユニットバス交換(高グレード):120万円〜200万円
・タイル張り替えのみ:20万円〜50万円
・バリアフリー対応リフォーム:50万円〜100万円
・在来工法からユニットバスへ変更:100万円〜180万円

浴室リフォームの工期

・ユニットバス交換:3日〜1週間
・タイル張り替え:1週間〜2週間
・全面リフォーム:2週間〜1ヶ月

工事中はお風呂が使えないため、銭湯やシャワーの準備が必要です。

浴室リフォームで失敗しないための注意点

  1. 複数社から見積もりを取る
    同じ工事でも業者によって金額が大きく異なります。最低3社から見積もりを取ることをおすすめします。
  2. グレードを確認する
    ユニットバスにはグレードがあります。標準・中級・高級とあり、価格差が大きいため予算に合わせて選びましょう。
  3. 断熱性能を確認する
    古いお風呂は断熱性能が低く、冬場のヒートショックの原因になります。断熱性の高いユニットバスを選ぶと光熱費の節約にもなります。

費用を抑えるコツ

浴室リフォームの費用を抑えるには、複数の業者から見積もりを比較することが一番重要です。無料で複数社の見積もりを比較できるサービスを活用すると、手間なく最安値を見つけることができます。

浴室リフォームの種類

浴室リフォームには大きく2つの工法があります。

・ユニットバス(システムバス):工場で作られたパーツを現場で組み立てる方式。工期が短く、防水性・断熱性に優れています。現在の主流です。
・在来工法:タイルやコンクリートで一から作る方式。サイズやデザインの自由度が高い一方、工期と費用がかかりやすく、防水面の劣化に注意が必要です。

【現場から】古いお風呂を解体すると見つかりやすい「6つの傷み」

浴室リフォームでは、古いお風呂を解体して初めて分かる傷みがあります。特にタイル張りの在来工法のお風呂は、長年の水や湿気が壁や床の内側に回っていることがあり、見積もりのときには見えなかった補修が必要になることも少なくありません。

現場の職人に「浴室を解体したとき、どんな傷みが見つかることが多い?」と聞くと、次の6つが挙がりました。

土台・柱の腐朽|特に重要

浴槽まわりや壁の下部、浴室入口付近の木材が、水漏れや湿気によって腐っている状態です。

  • 木材が黒ずんでいる
  • 木材が柔らかくなっている
  • 指で押すと崩れる

原因:防水層の劣化、タイル目地や配管まわりからの浸水。家を支える土台や柱の傷みなので、職人が「特に重要」と言う項目です。

床下地・根太の腐食

浴室の床下や浴槽の据付部分で、木材が腐っていたり、床を支える部分(根太など)が傷んでいたりするケースです。

確認点:木材の強度、床下地の沈み、土台との接合部。

壁内部の腐食・カビ

タイルの裏側や壁の下地、断熱材などに、カビや腐食が広がっていることがあります。表面のタイルがきれいでも、内側が傷んでいることがあるのが浴室の怖いところです。

確認点:壁下地の状態、柱・間柱の傷み、断熱材の濡れ。

給排水管の劣化・漏水

古い金属管の腐食、継手(つなぎ目)からの漏水、排水管のひび割れや接続不良などです。

確認点:給水管・給湯管・排水管の材質、接続部、漏水跡。

土間コンクリートのひび割れ・湿気

在来工法の浴室では、床の下の土間コンクリートにひび割れや水の侵入跡、地面からの湿気が見つかることがあります。

ただし、ひび割れがあるだけで構造上危険とは限りません。ひびの幅・深さ・位置、沈下(沈み込み)の有無などを確認して判断します。

浴室入口・隣の洗面所の傷み

浴室と洗面所の境目は水が回りやすく、敷居や洗面所の床合板、根太などが腐っていることがあります。

確認点:敷居の腐食、洗面所の床の変色・沈み、浴室側からの水の回り込み。

見積もりのときに確認しておきたいこと

こうした傷みは、解体するまで見えないことが多く、見つかれば補修の追加工事になります。あとで慌てないために、見積もりの段階で次のことを業者に聞いておくと安心です。

  • 解体後に傷みが見つかった場合、補修費はどう扱うか
  • 見つかった傷みは、写真で見せてもらえるか
  • 洗面所の床や敷居も、一緒に確認してもらえるか

人気の設備・機能

快適性を高める設備もあわせて検討しましょう。

・追い焚き機能:お湯を温め直せて経済的
・浴室暖房乾燥機:冬の寒さ対策や、雨の日の洗濯物乾燥に便利
・断熱浴槽(保温浴槽):お湯が冷めにくく光熱費を節約できる
・手すり・滑りにくい床:高齢者の転倒防止に
・節水シャワー:水道代の節約に

浴室リフォームに使える補助金

浴室リフォームは補助金の対象になることがあります。

・介護保険の住宅改修費:手すり設置や段差解消など(上限20万円)
・省エネ・断熱リフォームの補助金:断熱浴槽や高断熱ユニットバスが対象になる場合あり
・自治体独自の助成金:お住まいの市区町村で確認を

よくある質問

Q. 工事中はお風呂に入れますか?
A. 工事期間中は浴室が使えません。ユニットバス交換なら数日〜1週間ほどなので、銭湯やシャワーで対応しましょう。

Q. マンションでも浴室リフォームはできますか?
A. できますが、管理規約で工事の制限がある場合があります。事前に管理組合へ確認しましょう。

Q. 古い在来工法のお風呂もユニットバスにできますか?
A. 多くの場合は可能です。ただし下地の状態によって追加工事が必要になることがあります。

Q. 解体してから追加費用が出ることはありますか?
A. あります。古いお風呂、特に在来工法の浴室は、壁や床をはがして初めて土台・柱の腐朽や配管の傷みが分かることがあります。見積もりの段階で「解体後に傷みが見つかったときの補修費の扱い」を確認しておきましょう。

Q. 洗面所の床が沈む感じがします。浴室と関係ありますか?
A. 関係していることがあります。浴室と洗面所の境目は水が回りやすく、敷居や洗面所の床合板、根太が傷んでいることがあります。浴室リフォームのときに、洗面所の床も一緒に見てもらいましょう。

Q. 解体したら土間コンクリートにひびがありました。危険ですか?
A. ひび割れがあるだけで、構造上危険とは限りません。ひびの幅・深さ・位置や、沈下の有無などを確認して判断します。気になる場合は、どう判断したかを業者に説明してもらいましょう。

Q. 解体後に見つかった傷みは、どうやって確認すればいいですか?
A. 工事中は壁や床の中を見られる貴重なタイミングです。木材の黒ずみや腐り、配管の漏水跡などを、写真で見せてもらうと安心です。

まとめ

浴室リフォームの費用は、工法や設備のグレードによって大きく変わります。快適さと予算のバランスを考えながら、複数の業者から見積もりを取って比較することが、満足できるリフォームへの近道です。

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